Piks

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The Story Behind Piks

Piksをめぐるストーリーズ。

WHY We created Piks ?

今、子どもたちがますます集中を欠く環境下に置かれていることは、疑いの余地がないでしょう。スマートフォン、アプリ、デジタルゲームに囲まれ、身体的および心理・行動的問題がかなり増加しています。

このPiksプロジェクトは、単なる“思いつき”などではありません。数年前から、この社会問題を解決するために多くの研究や理論が発表されてきました。子どもたちが穏やかで自然な状態になり、感情をコントロールできるように「瞑想」や「意識の集中」、また「PLAY(遊び)を通した治療」などが実践されてきたのです。これらの療法はとても効果的であるので、私たちは現代のすべての子どもたちが日常的にこの療法に接する機会を持つべきだ、と強く感じました。これが私たちがPiksを立ち上げた理由なのです。

集中力の発達を促すPLAY TOY(おもちゃ)を開発するため、子どもの集中力障害ADHD(注意欠陥多動性障害)の研究からスタートしました。デザインの研究を重ね、児童精神科医や児童教育の専門家の指導を得て、またユーザーテストを繰り返すことで、私たちは子どもの「認知的発達」の重要性に行き着いたのです。その現代の子どもたちが抱える社会問題へのアプローチは、シンプルでありながら最も重要な「PLAY(遊び)を通したアクティビティ」だったのです。

デザイン研究:教育的側面

ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもたち(そして一般的の子どもたちも)が抱える問題の1つは、集中できないことに加えて、意思決定ができないことです。

プロダクトデザイナー、児童精神科医、教育コンサルタントの研究チームを発足し、子どもの集中力を研究し、複雑でイライラするような運動をすることなく1つのタスクに集中できる環境に取り組みました。

また、幼児の段階で自信を持てないことも原因であることもわかりました。自由に積む遊びの経験を通して、「ルール」も「勝者」も「敗者」もないツールの必要性を発見しました。Piksのダイナミックさは、子どもに積木(建設)の自由を与え、正解を自分で決める自由を与えるのです。

デザイン研究:物理的側面

教育的側面の研究の次は、デザインです。物理的な形状デザインと「楽しさ」を産むデザインの開発です。

プロトタイプを作り、繰り返す「試行錯誤」という創造的なトライ&エラーのプロセスからシリコン製の三角コーンと木製プレートの、最もワクワクする「魔法の」材料の組み合わせが誕生したのです。

シリコン製三角コーン

害のないシリコンラバーコーンには、小、中、大の3つのサイズがあります。複数のサイズが意思決定プロセスを強化し、積木(建設)プロセスに遊び心豊かに挑戦できます。三角コーンは比例したサイズになっているので、大きさで揃えたり、違う大きさを組み合わせたりすることで、無限の造形パターンが生まれるのです。三角コーンの色は原色(青・黄・赤)です。これはまた、難易度を表してもいます。

木製プレート

木製プレートは同型だけではなく、形状がまちまちなので、積木(建設)の可能性をグンと押し上げてくれます。三角コーンと組み合わせてタワー(塔)間の橋にもなれば、土台にもなり、はたまた...、それはすべてアーティストにお任せしましょう!

積木のNEXTへ!

シリコン製三角コーンは、斜めになった木製プレートだって滑らないように受け止めるので、ダイナミックで無限の積木(建設)の可能性が生まれるのです。
私たちは、遊ぶこと(PLAY)を真剣に考えています。Piksは、特に3〜12歳の子どもたちに必要な教育的要素がぎっちり詰まっています。
あえて不安定な円錐型のコーンを採用することでバランスを通して「クリエイティブ性」と「論理性」を同時に発動するように設計された教育ツールなのです。

積み木のNEXTへ。